共鳴

最小の力で声を響かせる「共鳴」

投稿日:

Pocket

鷹木です。

 

今回は「共鳴」について詳しく解説していこうと

思います。

 

歌が上手な人が部屋中に響き渡る声を

出せるのは何故でしょう?

 

プロのアーティストが会場中に響き渡る

声を出せるのは何故でしょう?

 

彼らは決して怒鳴って声量を

増しているわけではありません。

 

空気をたくさん吸って

大きな声を出しているわけでもありません。

 

彼らはいつもと変わらない呼吸量で

喉を痛めずに効率よく声量を倍増させる

コツを知っているのです。

 

それが「共鳴」です。

 

あなたがこの「共鳴」という技術を身に付ければ

最小の呼吸で効率よく声を響かせる事が出来ます。

 

声量は歌において重要な要素の1つです。

 

バラードやスローテンポ、悲しい曲調の曲は

わざと声量を落として歌う事もありますが、

基本的に声量はあったほうがよいです。

 

アップテンポの曲をボソボソと聞き取れないような

声量で歌われても苦笑いするだけですよね。

 

また、声量によって歌の表情も変化します。

 

声量がある声で歌えばそれだけで

曲が明るくなります。

 

逆に声量が無ければ

曲が暗くなります。

 

同じ曲でも声量が違うだけで

また違う表情を見せます。

 

どうせ歌うのなら

声量を自由自在にコントロールして

表現の幅を広げたいですよね。

 

また、男性なら経験があると思うのですが

曲の低音部分を歌う時に

低い声を出すために声量を落としてしまい

ボソボソと何を言っているかわからない

状態になってしまうことがあります。

 

これも「共鳴」を身に付ける事で解決します。

 

プロのアーティストの低音部分の歌声も

我々の耳にハッキリと届きますよね。

 

「共鳴」によって音を増幅させることで

低音部分でも声量を出しながらハッキリと音を

出すことができます。

 

このように「共鳴」をすることで

声量を増すばかりでなく

表現の幅を広げる事ができます。

 

よって歌において「共鳴」を身に付け

声量をコントロールするのは大事と言えます。

 

それでは共鳴について説明していきます。

共鳴とは

厳密には違いますが

お風呂場で喋ると音が反響して

声が大きく聞こえる現象が、

歌においての「共鳴」に近いです。

 

人間の体内には「共鳴腔」と呼ばれる

「音を増幅させるための空洞」

いくつかあります。

 

この「音を増幅させるための空洞」に

音を入れて反響させ増幅させるのが

「共鳴」です。

 

「共鳴腔」はいくつか種類があるのですが

歌に関係してくるのは3つです。

 

上から「鼻腔」「口腔」「咽頭腔」です。

 

それぞれ説明します。

 

まずは「鼻腔」です。

 

「鼻腔」はその名の通り

鼻の奥にある空間です。

 

ご存知の方も多いと思いますが

「鼻腔」は意外と広い空間になっています。

 

よく聞く「鼻腔共鳴」は

この「鼻腔」に強く共鳴させることです。

 

しかし、私は鼻腔共鳴を推奨していません。

 

もちろん鼻腔共鳴をわざと使って

歌を表現しているアーティストはいます。

 

しかし決して正しい発声とは言えません。

 

簡単に理由を説明すると

鼻腔共鳴をすると声量が増えるのではなく

逆に声が出しにくくなってしまいます。

 

そして鼻声にもなってしまうので

魅力的な声とは程遠くなってしまいます。

 

詳しくは以下の記事をご覧ください。

鼻腔共鳴を絶対にやってはいけない理由とは?

 

次は「口腔」です。

 

「口腔」もその名の通り

口の奥にある空間です。

 

口腔は普段「言葉」を形成する役割を

担っています。

 

また、口腔の形は声の表情の変化に

一役買っています

 

基本的に口を縦に開けば暗い声、

口を横に開けば明るい声になります。

 

このように口腔の形は声の表情を

変化させるのですが、

だからといって過剰に口を開けるのは

よろしくありません。

 

理想は縦と横の中間の

丸い口の形を作ると丁度いい

声の響きになります。

 

何事もほどほどが一番ということですね。

 

鼻腔より空間は狭いですが

「口腔共鳴」という言葉がある通り

「口腔」だけでもちゃんと

「共鳴腔」としての役割を果たしています。

 

最後に「咽頭腔」です。

 

「咽頭腔」は喉の途中、舌の付け根の後ろあたりに

ある空間です。

 

この「咽頭腔」が「共鳴腔」の中で

一番重要な役割を担っています。

 

何故ならこの「咽頭腔」だけが自分の意思で

大きさを調節して空間を広げることが出来ます。

 

「共鳴」は音を反響させて音を増幅させるので

反響させる場所が広ければ広いほど

大きな音へと変化させることができます。

 

つまり練習して咽頭腔の大きさを操る事が出来れば

声量の増加に一番貢献できるというわけです。

 

また、「咽頭腔」は位置的に

一番最初に共鳴をする場所です。

 

「鼻腔」や「口腔」は「咽頭腔」で

共鳴させた後の音を変化させます。

 

よって「咽頭腔」で共鳴させた音が全ての音の

ベースにといっても過言ではありません。

 

「咽頭腔」の重要さを理解して頂けたでしょうか。

 

これら「共鳴腔」を駆使することで

少ない呼吸でも音を効率よく増幅させて

声量豊かな声で歌う事ができます。

 

「共鳴腔」を使う練習方法

気になる「共鳴腔」を使う練習ですが

方法は至って単純です。

 

それは

「喉の奥の空間を広げて喉仏が上がらないように歌う」

それだけです。

 

何故それが「共鳴腔」を使う練習になるかというと、

まず「喉の奥の空間を広げる」といった行為が

先程言った「咽頭腔」の空間を広げる事だからです。

 

そして喉仏が上がっていると気道が狭くなり

息の通りが悪くなります。

 

すると当然発声するのに必要な空気が

足りずにどんどん声が出し辛くなります。

 

共鳴するにしても元の音が小さければ

効果はありません。

 

その結果共鳴の意味が無くなってしまいます。

 

「喉の奥の空間を広げて喉仏が上がらないように歌う」

 

これを意識すれば「咽頭腔」の空間を確保できて

自然と共鳴を行うことが出来ます。

 

これを行うには「脱力」をするのが必須となります。

 

詳しくはこちら記事をご覧ください。

歌は脱力が命です。

喉に力を入れるのは絶対にやめましょう。

おわりに

ちなみに「咽頭腔」が共鳴において一番大事と言いましたが

「咽頭腔」のみを使って共鳴を行うわけではありません。

 

それぞれの「共鳴腔」に役割があります。

 

これら「共鳴腔」をバランス良く使う

ことが重要となってきます。

 

「共鳴腔」を活用して

声量をコントロールできるようになりましょう。

 

以上で終わります。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

無料で大公開中

歌の知識0だった"ド初心者"だった私が

いかにしてミックスボイスを身に付けたか、

そしてその練習方法とは...?

 

メルマガ登録はこちら↓

 

現在ランキングに参加中です。

応援クリックして頂けると嬉しいです。

おすすめ記事一覧

1

鷹木です。   今回は発声原理(声が出る仕組み)について 解説していきます。   何故このような事を解説するかというと、 ある事柄について上達させたいと思っているなら その仕組みに ...

2

鷹木です。   今回は歌を上達させるためには”必要不可欠”なテクニックをご紹介します。   これからお話するテクニックは歌が上手な人”全員”が 意識的、あるいは無意識的に使っている ...

3

鷹木です。   今回は「共鳴」について詳しく解説していこうと 思います。   歌が上手な人が部屋中に響き渡る声を 出せるのは何故でしょう?   プロのアーティストが会場中 ...

-共鳴
-,

©2018 0から始めるミックスボイス講座

Copyright© 0から始めるミックスボイス講座 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.