共鳴

鼻腔共鳴を絶対にやってはいけない理由とは?

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鷹木です。

 

今回は「鼻腔共鳴」をしては駄目という話をしていきます。

 

このタイトルを見て驚かれた方もいるのではないでしょうか?

 

様々なボイトレサイトでは「鼻腔共鳴」が”推奨”されています。

 

しかし、実は「鼻腔共鳴」はやってはいけないのです。

 

もし、あなたが「鼻腔共鳴」を意識して発声をしているなら

今すぐにやめてください。

 

この記事を最後まで読んでいただければ

私がここまで強く言う理由がお分かりになるでしょう。

 

今日はそんな「鼻腔共鳴」を”やってはいけない”

理由を解説していきたいと思います。

鼻腔共鳴って何?

その前に鼻腔共鳴について軽く解説していきます。

 

人間の体内には「共鳴腔」と呼ばれる”音を増幅させる為の空洞”がいくつか存在しています。

 

その中でも歌う上で重要となってくる「共鳴腔」は

「鼻腔」、「口腔」、「咽頭腔」の3つです。

 

「声帯」で作られた小さな音をこの3つの「共鳴腔」を通して

大きな音に変化させるという事ですね。

 

「鼻腔共鳴」はこの中の「鼻腔」に強く共鳴させて

声量豊かな響く声を出そう

というものです。

 

鼻腔共鳴をやってはいけない理由

では何故「鼻腔共鳴」をやってはいけないのか

 

それは「鼻腔共鳴をすると声が出しにくくなる」からです。

 

「え、鼻腔共鳴って声量を増す為にやるものじゃないの?」

と思われたかと思います。

 

鼻腔共鳴をすると声が出しにくくなる理由を

詳しく解説していきます。

 

まず、「鼻腔共鳴」をすると喉仏が上がりやすくなってしまいます。

 

何故喉仏が上がるのかというと

「軟口蓋(なんこうがい)」という器官が関係してきます。

 

「軟口蓋」は口と鼻の間にあります。

 

「軟口蓋」の主な役割は食事をした際に

鼻に食物が逆量しないように”蓋”をする役割を持っています。

 

この軟口蓋の上がり下がりする動きに喉仏も連動して動いているのです。

 

基本的には軟口蓋が上がっている時に喉仏が下がります。

反対に軟口蓋が下がっている時には喉仏が上がります。

 

そして軟口蓋は上がっている時に口と鼻の間に”蓋”をします。

 

「鼻腔共鳴」は鼻に共鳴するものなので

軟口蓋を下げて”蓋”を外さなければ共鳴する事ができません。

 

その結果喉仏が上がってしまうという事ですね。

 

そして喉仏が上がると気道(空気の通り道)が狭まってしまいます。

 

気道が狭まってしまう原因は、

喉の途中にある「喉頭蓋(こうとうがい)」という器官の

働きによるものです。

 

「喉頭蓋」の主な役割は

食事を呑み込む時、器官に入らないように”蓋”をすることです。

 

もちろん蓋をしているので

その時には空気の流れが悪くなります。

 

基本的に喉仏が極端に上がるのは食事をして

それを呑み込むときぐらいです。

 

喉仏が上がっている状態では

”蓋”をするように「喉頭蓋」が働くようにできているのです。

 

その結果”蓋”が閉じられて

気道が狭まってしまい

息がしにくくなるというわけですね。

 

もちろん気道が狭まってしまったら

息の通りがとても悪くなり

声が出しにくくなります。

 

つまり声量を出そうと思って「鼻腔共鳴」をしているのに

逆に声が出し辛い状態になってしまいます。

 

これじゃ本末転倒ですよね。

 

更に「鼻腔共鳴」はもう一つ大きな弊害があります。

 

それは「開鼻声(鼻声)」になってしまう事です。

 

そんな事?と思うかもしれませんが

歌において”声質”はかなり重要な要素になります。

 

”声質”はその人の魅力の1つになります。

 

「声優」という職業はそれを顕著に表していて

自分の声質によって仕事も人気度も大きく変わりますよね。

 

声優にとって声質は「命」です。

 

それくらい”声質”は重要となります。

 

同じ音程、同じリズムで同じ歌を歌っているのに

”声質”が良い方が上手に聞こえますからね。

 

そして鼻声の時の声って端的に言えば

”ヘンな声”ですよね(笑)

 

鼻腔共鳴全開で歌えば

聞き手側も

「なんだこのヘンな声...」

と白ける事は間違いないです。

 

あなたもどうせだったら

魅力的な声で歌いたいと思っている事でしょう。

 

鼻腔共鳴を使って歌えば

わざわざ自分の声質を劣化させる事になってしまいます。

 

まさに自分で自分の首を絞めるようなものですね。

いかがでしたか?

ここまで文章を読んで頂きましたが

それでもあなたは「鼻腔共鳴」を

したいと思えますか?

 

私もかつては鼻腔共鳴を意識して歌っていた時期もありましたが、

この事実を知ってからはすぐに使用をやめました。

 

鼻腔共鳴ではないちゃんとした

「共鳴」方法も存在するので

そちらをちゃんと使えるようになりましょう。

 

以上で終わります。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

 

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